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何気ない毎日のプライベート日記

何気ない毎日のプライベート日記

16歳単身留学体験暴露

私、リリーが体験したシドニーのホームステイ体験をそのまま書いていきます。


当時16歳。大きなリュックサックを背負って、両親と成田空港でお別れ。寂しくて寂しくて、ボロボロと泣き崩れ、飛行機の中で隣に座った日本人おばさんに慰めてもらったのを覚えている。不安と期待いっぱいで日本を旅立って行った。

ホームステイ先は、30代のオーストラリア人家庭。1歳になる子供がいた。後から知った事だが、旦那さんが2つ家庭を持っていたのだった。いつも、たまにしか戻ってこない旦那さんを不思議に思っていたのを覚えている。。

たまに戻ってくるホストファザーをホストマザーは大変喜び、たまにしかない家族団欒3人の時間を大切にしたいとの事で、リリーを外に追い出す。英語力0に近いリリーでも、そういうイヤな事を言われる時に限って通じてしまうもの(苦笑)

友達だって知り合いだって一人もいない。行く場所がなく、近くの公園に行き、自分も家族に会いたい。日本の家族が恋しくなり、ホームシックのリリーはボロボロ一人で泣いていた・・
ホストファミリーに泣いている姿は見せたくない。
そんな強気だったリリーは、平気な顔をして数時間後に、家に戻って何事もなかったように自分の部屋に閉じこもる。
本当は、涙ボロボロで目が赤く腫れ上がっていたに違いない(笑)

シドニーに到着して1週間後くらいには学校が始まり、やっとお友達とも楽しく過ごせるかと思いきや・・
門限は、学校終了時間に合わせ午後3時。
家に帰ってやる事というと、子供の遊び相手。洗濯物をたたんだり、子供をお風呂に入れたり、その横でホストマザーは誰かと毎日長電話をしていた。
食料品の買い物に行くと、私は荷物持ち。1歳の赤ちゃんを抱っこし、思い食料品のスーパーのビニール袋を何個も持たされ、その横でホストマザーは涼しい顔をしてジュースをいつも飲んでいたのが忘れられない。
妊娠をしていたために、重い荷物が持てなかったのだろうか?
それとも、リリーに嫌がらせをしていたのか?

夜は毎晩、枕がびしょびしょになるまで泣いていた。家族に電話したいけれど、どうやって言ったら良いのかもわからない。意地悪だから、電話も貸してくれなかった。唯一日本から家族が電話してきてくれる時間がものすごく嬉しくて、ホッと安心できる時間でもあった。

洗濯ができるのも毎週土曜日の週1回のみ。その日に雨が降ってしまうと次の週まで洗濯できなかった。まさかそんな事にはなるとは思っていなかったし、シドニー着いたばかりのリリーは、下着をどこで買ったら良いのかも始めは分からなかったため、パンツや靴下を裏返しにして履いていた←汚いっ!(笑)

シャワーの時間も5分くらい。あまり長いとお風呂のドアをドンドン叩いて何か怒っていた。その当時は何を言われていたのかよくはわからなかったけど、どう考えても多分長すぎみたいな事だったのだろう・・

トイレットペーパーだって、使いすぎるとリリーをきつく睨みつけてホストファザーと何か文句を言っていた。

リリーママが、日本食をいろいろと送ってくれると全てリリーが学校に行っている間にダンボールが開けてあり、自分に必要のない服や靴などをリリー部屋に投げ込んであり、食べ物はキッチンに全て置いてあった。リリーママは、リリーのために送ってくれたのにー(涙)

ドライブに連れて行ってくれると言われ、一緒に着いて行くと必ず自分の友達の家に行く用事で、リリーは子供相手をしながらホストマザーを待っていた。
ガソリン代だけは、必ず請求していた。自分の用事なのに・・(ーー;)


書くときりがない!
でも、誤解しないでほしい。こんなホストファミリーばかりではない事。
私が当たったのはたまたま、こういう家庭だった。
ホームステイを考えている方に十分気をつけて欲しい、私と同じような経験をして欲しくないため、公の場で自分の経験談を暴露しました。


そしてシドニー生活、これからもまだまだ辛い経験が待っているのでありました。



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